2008年09月28日

一事不再理 と 海外の法制度

外国の事件は「一事不再理の対象外」とはいえない



「共謀」については

構成要件が異なる(米のほうが、罪と認められる範囲が広い)
→「同一の罪」ではない
→「一事不再理」にあたらない

→審理します!

ということですね。(「殺人罪」は「一致→一事不再理に該当」とのこと)

罪名は同じでも、
罪の範囲は一般的に各国で異なると思うので、
国をまたいだ場合、
今後は「一事不再理」になるケースのほうが、稀になる、ということでしょうか。


社会保険諸法令ではありませんが、「へー、こんな発想するんだ」ということで
とりあげてみました。


■三浦元社長:共謀罪での訴追は有効…ロス事件で郡地裁:2008.9.27 毎日
http://mainichi.jp/select/world/news/20080927k0000e040053000c.html

…ロサンゼルス郡地裁は26日、殺人容疑の逮捕状を無効、殺人の共謀罪での訴追を有効とする決定を下した。
 サイパンの最高裁は今月、三浦元社長が出した人身保護請求を棄却した。…

 バンシックレン裁判官は決定で、「三浦元社長は日本で犯罪とされていない『殺人の共謀罪』では、有罪にも無罪にもなっていない」と指摘。日本で審理された共謀共同正犯と構成要件が異なることを立証した検察側の主張を採用し、「一事不再理」の規定に反しないとの判断を示した。

 一方、殺人罪については、外国で確定した事件を「一事不再理」の対象外とした05年施行のカリフォルニア州改正刑法を、03年に日本で無罪が確定した三浦元社長に適用することについて「米憲法で禁じられた遡及(そきゅう)処罰に当たる」と除外理由を説明した。…


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posted by 若葉 at 11:08| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回のこの騒動について、日本国内では思ったより報道されていない気がします。特にTVのワイドショー系が。もう視聴率はとれないんですかね。
日本でも一事不再理や殺人罪を始めとした時効の有効性の議論が出てきてもいいと思います。
Posted by DJヒロ at 2008年09月29日 11:25
どうもです。遅くなりました☆

最初は「時効」が争点でしたが、ふたを開けたら違う話になってきましたね。

完全に一致する罪でないと「一事不再理」というところが意外でした。
Posted by 若葉 at 2008年10月03日 11:18
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