統合されない原因は・・・10年前の記憶から:飛騨の社労士 矢島社労士事務所 June 9, 2007
http://plaza.rakuten.co.jp/yajimasr/diary/200706090000/
最近の話ですか、複数の手帳を持つ人の統合を社会保険事務所に打診したところ、
『裁定請求の折には結局統合するのですから、今すぐにどうしてもということはありません。』
と回答されたことを記憶しています。
確かに複数の手帳を持っている人は、裁定時に統合しても問題はないのです。
ただし、この方の手帳の一冊は今回の5000万件には絶対入っています。
そんなのも含めての5000万件なんだから、大騒ぎする話じゃないと思うですがね。
福岡発!社会保険労務士事務所開業準備室
http://ameblo.jp/fukuoka-sr/entry-10036257836.html
「宙に浮いた年金記録」というのは、社会保険庁の怠慢というよりも、どちらかというと制度改正に伴う経過的な事象(と言っても10年は長すぎると思いますが)のように見えます。…さらに2004年の地方一括分権法による地方から国への事務移管も、混乱に拍車を掛けているように思えます。
私が思うには、5000万件の未照合データの問題より、消えたデータの問題の方がはるかに深刻度が高いと思います。5000万件の未照合データは、その持ち主が分かりさえすれば払われないわけではないからです。
年金と京野菜に詳しい社労士のブログ
http://white.ap.teacup.com/syousi/270.html
[既に年金を受給している・・・もしくは、今後年金の受給資格を得る予定(年齢的に満たしていない)方への対応はあるが]
加入期間を満たさず年金の受給権を得ることができない」(もしかしたら、今回の問題となっている年金記録があれば受給資格を満たすことができるかもしれない・・・・)方への対応については・・・・・・
「受給資格未達者と未統合記録との突合を図るため、市町村に対し、介護保険料納付通知書等の送付の際、未統合記録への注意と照会の申出の勧奨を呼びかけてもらうよう依頼する。」(社保庁ページより抜粋)
これだけですか??
……まず本気で名寄せをして、真水(ほんとうになくなったデータ)に圧縮してから議論すべきでは?
[追記]
より詳細な説明を発見:bewaad institute@kasumigaseki
http://bewaad.com/2007/06/02/141/
http://bewaad.com/2007/06/11/161/
権丈善一:勿凝学問80/この度の泡沫うたかたの年金騒動の持久力はどのくらい?
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare80.pdf
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